週末には再びの ”まさか” を危惧するフランス大統領選挙

4月23日に注目のフランス大統領選挙が行われます。御存知の通りテロへの恐怖や経済不安などが重なってEUやユーロの存在にかつて無いほどの失望が広がっている中、ナショナリズムとも言われかねない国内重視に各国が舵を切っています。反EU、反移民を掲げる極右政党のルペン氏の動向に注目が集まっています。特に去年はイギリスのBrexit、アメリカのトランプ大統領の誕生など ”まさか” と言える事態が次々と起こりました。ルペンが勝つ可能性は低いとはいえ、その ”まさか” がまた起こる可能性もあって、各相場関係者は厳戒態勢を撮っています。

 

 

フィヨン、ルペン、マクロン、メランションの4強で全く先が読めない

今回の大統領選挙は現職のフランソワ・オランド大統領が4%という最低の支持率で結局出馬しないため、明確な本命が存在しない状況です。ルペンが注目されてはいますが、イギリスやアメリカの迷走っぷりを見ているフランス国民はそこまで右翼的に物事を考えるのも難しいため、各代表の支持率が拮抗するという接戦になっています。

ルペンはフランスがEUから離脱するかどうかの国民投票をすると言及し、Frexit(フランスのEU離脱)の可能性も出てきています。仮にそんなことになればEUの屋台骨を支えてきた片割れがいなくなるため、ドイツの負担は想像を絶するものになります。最近のEUはドイツの独裁ぶりからナチスの第三帝国になぞらえて「ドイツ第四帝国」とまで言われておりドイツ以外のEU各国が不満を抱えているため、フランスがいなくなればEU崩壊も現実的になってきます。

少し前まではマクロンとルペンの一騎打ちと言われていましたが、家族問題から息を吹き替えしてきたフィヨン、終盤に支持率を10%も上げてきた左翼党のメランションなどが支持率を20%近くにしたこともあって、フィヨン、ルペン、マクロン、メランションの4強の状況になっています。これでは一度の選挙では結果が出る可能性は低く、5月7日の決選投票にもつれる可能性も高いです。

 (左からフィヨン、ルペン、マクロン、メランション)

(支持率はマクロン、ルペン、フィヨン、メラーションの順だが、拮抗)

 

最近の相場はこの大統領選挙を踏まえてか小動き

 

各FX会社のレバレッジ規制の程度

  • XMはForexペアをレバレッジ100倍へ、商品先物を25倍
  • IRONFXは各通貨ペアをレバレッジ125倍へ
  • FXPROはすべての通貨ペアをレバレッジ100倍へ
  • LANDFX、TitanFXはレバレッジ規制をせず

各FX会社のレバレッジ規制は上記のとおりです。今回のフランス大統領選挙は確かに注目度が高いですが、4強という拮抗した状況においては誰か1人が過半数を取れるとは考えづらく、決着は来月の決選投票にもつれる可能性が高いです。そのためそこまで相場変動が起こらないと見ることもできるため、一部のところはレバレッジ規制を行っていないところもあります。

ただレバレッジ規制を行っていないのはLANDFX、TitanFXなどのオセアニア系のFX会社です。つまり地理的にはヨーロッパより遠いところにある会社です。本拠地や運営拠点がヨーロッパにあるFX会社はレバレッジ規制をする傾向があります。去年のBrexitの相場大変動を間近で見ていたことが影響しているのかもしませんね。

 

LANDFXのフランスの大統領選挙中の対応

フランス大統領選挙第一回投票が4月23日(日)に迫っています。フランスがEU離脱するのかのFrexitの問題も関連し、選挙日が近づくにつれてユーロ市場の不確実性が高まると予想されます。また、投票前後の国際金融市場は流動性の低下、相場の急激な変動によりスプレッドの幅は拡大することがあります。

Land Primeは、これらの不確実性に備えてお客様を保護する義務を有しますので特定の期間中、お客様の口座の必要証拠金引き上げ(レバレッジ比率の改定)を実行することをご案内いたします。詳細は今週中にご案内いたしますが、今回の一時的な規制強化は、米大統領選挙の投票結果に影響を与える週末を過ぎても規制が持続される可能性がありますので予めご了承ください。

ご不明な点がございましたら、いつでもお問い合わせ下さい。

TitanFXのフランスの大統領選挙中の対応

2017年4月23日(日)、フランスの大統領選挙の投開票が行われます。

同日、11人の候補者による第一回目の投票が行われます。世論調査では、投票日まで数日と迫った現時点でも、過半数の支持率を得ている候補者はおらず、23日の開票で得票率が51%に届く候補者がいなかった場合、5月7日(日)、上位2名で行われる決選投票へと進みます。

選挙結果に関わらず、投票日当日及びその後数日間は、EURUSDを含む各市場で大きな相場変動が発生することが見込まれ、トレーダーの皆様にとって取引機会が増すと同時に、予想以上の損失が生じる可能性がございます。リスクを充分に理解し、損失に耐えうる範囲の資金でお取引頂くことをお勧めいたします。

なお、現在のところ、同選挙に伴う取引条件の変更はございませんが、相場の状況によっては、事前予告なく取引条件が変更される場合がございますので、予めご了承ください。

XMのフランスの大統領選挙中の対応

まもなく2017年4月23日に行われるフランス大統領選挙に伴い、多くの通貨、コモディティおよび株式市場全体において非常に不安定な相場、流動性の少ない相場、異常に広がるスプレッドや価格差が予想されることをご案内申し上げます。

大統領選挙に関連し、選挙期間中に予想される相場の乱れから弊社のお客様および会社を保護すべく、XMは以下の一時的措置を講じます:

2017年4月21日(金)サーバー時間(GMT+3)17:00 (日本時間23:00)から、全金融商品において全てのポジション(新規ポジションを建てる場合と既存のポジションを保有する場合の両方)の必要証拠金を次のように引き上げます:

  • 1% (100:1のレバレッジ) を全通貨ペア、ゴールドおよびシルバーに、
  • 4% (25:1 のレバレッジ) を株価指数の全CFD商品、コモディティに対して適用します。

こちらの一時的措置は、フランス大統領選挙の結果発表後まもなく2017年4月24日(月)までに完全に撤回され、必要証拠金は通常(お客様のお口座の通常のレバレッジ設定)に戻ります

 

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