海外FXの送金方法

海外FXからの出金に影響する海外の休日を確認しよう

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海外FX利用には銀行出金が不可欠

現在、海外FXの入金方法はスクリルやネッテラーのような電子マネーが廃止されてしまったものの、新しくビットコインの入金やクレジットカードの入金などもできて多彩です。しかし入金部分はカードへの返金やビットコインに戻せるものの利益部分については銀行出金になるところが大半です。殆どの人がまだ銀行出金を使わざるをえないのです。

そんなときに気をつけておきたいのが海外の国々の休日です。

 

最近は翌日や翌々日に着金するなどかなり早い

銀行出金ですが、最近の海外FX会社も頑張っており、出金要請か受理されてから銀行営業日で1~3日で着金するようになっています。ほんの数年前は1週間くらいかかっていることを考えればかなり早くなっています。

 

海外と日本の祝日は違う

そうとは言え、銀行の出金はまだまだ遅いのです。

日本とは違い、日本がバリバリの平日でも海外ではキリスト教や現地慣習の祝日になっているところもあり、そういうときは銀行も休みですので当然銀行送金は遅くなります。

そんなときにあたってしまった場合、送金が非常に遅くなり一週間を超えることも珍しくありません。

 

 

※追記:
2017年後半あたりから海外FX会社から簡単に出金できる『mybitwallet』という新しいサービスが提供されています。このmybitwalletは以前のNETELLERのように迅速に入出金することができるため、mybitwalletに対応しているXMなどでは、無理に海外送金を使う必要はなくなってきました。それでも銀行出金を使う機会は多いですので、気をつけていきましょう。

 

 

海外独自の祝日があると銀行出金が遅れる

しかしその銀行出金が遅れる場合があります。銀行が休日になって閉まっている場合です。日本と海外では祝日が違うことがあり、日本では普通に平日で仕事がまわっている日でも海外では休日になっており、海外FX会社や海外の銀行の業務が停止しているケースなどがあります。

 

 

 

 

【4月全体】日本は平日だがイースターや中国の旧正月の現地は大型連休

代表的なケースとしてはイースターやクリスマス休暇などのキリスト教系の祝日中国の旧正月などがあります。特に2017年のイースターの休日は14日、16日、17日、となっており、間に土日を挟んでいるために14~17日の4日が休みです。しかも16日は日曜日のため振替休日が入るところが多数であり、18日も休みのところが多く、14~18日の5日間が休みなのです。

 

 

4月初旬~中旬:イースター

イースターとはキリストの「復活祭」と日本では呼ばれています。十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目に復活したことを記念・記憶する、キリスト教において最も重要な祭です。カトリック、正教会、プロテスタントそれぞれで呼び方が異なりますが、同じものを指しています。

このイースターは何月何日と祝日が正式に決まっているものではありません。というのもその年のイースターというのが春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」という特殊な決め方によって決定されるため、その年の満月の状況でかなり日付が変わってきます。例えば2017年や2019年は4月の第3日曜日でしたが、2018年は第1日曜日になるなど2週間もずれることがあるので、毎年確認しておかなければなりません。

基本的に日曜日に祭りが行われるため、欧州における主要株式・債券市場は、復活祭の前の聖金曜日、復活祭後の月曜日に休場することが多くなります。

 

年度 2017 2018 2019
グッドフライデー 4月14日 3月30日 4月19日
イースターサンデー 4月16日 4月1日 4月21日
イースターマンデー 4月17日 4月2日 4月22日

 

 

4月25日:ANZACの日もしくはアンザック・デー

アンザックデーは主にオーストラリア・ニュージーランドなどのオセアニアの国々で祝日とされる日です。この祝日は第一次世界大戦のトルコのガリポリの戦いで勇敢に戦ったオーストラリア・ニュージーランド軍団(ANZAC)の兵たちと、当時国の為に尽力した人たちの追悼を行うものです。1915年4月25日にANZAC軍がトルコのガリポリに上陸したことから、毎年4月25日に制定されています。

 

4月30日or5月1日:ヴァルプルギスの夜

ヴァルプルギスの夜とは、4月30日か5月1日に中欧や北欧で広く行われる行事です。日本では「魔女の日」として知られています。

古代ケルトには春の祭りが5月1日にあり、の祭りの前夜がヴァルプルギスの夜などと呼ばれ魔女たちがサバトを開き跋扈するなどという伝承がありました。ケルト人たちは1年を暖季と寒季の2つにわけ、暖季を迎えるこの日と、寒季の訪れる11月1日に分けて季節の変わり目として大切に伝えてきました。

主に北欧であるスウェーデン、フィンランド、エストニアなどで行われますが、ドイツにもその風習があります。ただそれほど大きな祭りではないことと、風習が伝わっているのがヨーロッパの一部だけになるので、特段大きな休場があるものではありません。

余談ですが、有名アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」には同名の魔女が登場します。ラスボスですね。そのモチーフの一つと思われているゲーテの戯曲「ファウスト」にもワルプルギスの夜が魔女の集会として登場する。魔法などの異教や異文化を取り扱った作品には、ワルプルギスの夜の風習を取り入れたり影響を受けたものが多いです。

 

 

 

 

 

 

【5月全体】日本のGWやヨーロッパの労働者の日

5月初頭にあるのは日本のGWです。正式には「昭和の日」「憲法記念日」「みどりの日」「こどもの日」などがありますが1週間以上も休みが続くのは世界的に見ても異例です。意外と日本は休日が多い国なのです。他にはヨーロッパでの労働者の日:バンクホリデー、他にはキリスト昇天祭、香港でもドラゴンボートという祭りのため休日になります。この月は世界各地でいろんな祝日が多いので、気をつけたほうがいいでしょう。

 

 

 

【5月GW】日本は平日だが海外ではイースターの大型連休のことも

5月の連休といえば日本のGW大型休日があります。この時期は「昭和の日」「憲法記念日」「みどりの日」「こどもの日」など休日が連続しており、土日を挟むと振替休日になることもあるのでかなりの祝日が続きます。その会社によって休日は違うものの、長い人にとっては1週間から10日の長い休みとなります。

しかし海外の多くは平日ですので、この期間休みになっているのは日本だけです。当然東京マーケットは開いていないため、海外の投機筋が東京勢がいないことをいいことに円を買いまくったり日経先物を売り浴びせたりして、日本関連の商品を大幅に値下がりさせることもよくあります。

特に2019年からは新天皇の即位などでさらに休日が増えることが予定されているため注意が必要です。

 

 

【5月初旬】労働の日/労働者の日で休日になる

5月最初の月曜というと日本ではGWで大型連休ですが、海外では連休ではなく普通の日なので平日です。東京市場が休みになってしまうので円がらみのペアはGWに大幅下落しやすい特徴があります。しかし5月の最初の月曜日というのは海外では「労働の日/労働者の日」で休日になるところも多いです。

「労働の日/労働者の日」はヨーロッパでは夏の訪れを祝う日である一方、労働者が統一して権利要求と国際連帯の活動を行う日であり、いくつかの国ではその国独自の「労働者の日」を定めているため、International Labour Day と言う必要がある。5月祭りと言われてメーデー(MayDay)と呼ばれることもあります。2017年の市場閉鎖をみると5/1はほぼ市場は休日になっていることがわかります。当然銀行なども休日です。

イギリスなどでは5月の第一月曜日がアーリーバンクホリデー、5月の最終月曜日が春のバンクホリデーで休みに制定されています。

 

 

【5月後半】キリスト昇天祭で祝日になる

キリスト圏では2月頃のキリスト復活祭から40日後(4月30日~6月3日のうちの木曜日)に キリストの昇天を祝うキリスト昇天祭の祝日があります。フランスでは法定休日となっており、祝日として扱われている国が多いです。キリスト昇天祭は木曜日になるのですが、金曜日を祝日扱いにして土日と合わせて4連休にするところもあります。よって木曜日~日曜日まで銀行が休みに入ることもあるため、キリスト昇天祭の前に出金手続きをしてもまるまる4日遅れて手続き終了は次の週、着金はその週末と10日かかることもあるので注意しましょう。

 

 

【5月末】香港も龍船節で休みになる

5月末には香港でもドラゴンボートという祭りのため休日になります。これは香港のものであり、香港以外では休場になるところはありません。

中国の特別行政区香港で開催される伝統行事。2000年以上昔、腐敗した政治に抗議して川に身を投げた屈原の死を記念する祭りである。祭りのハイライトは、華やかに装飾されたドラゴンボートでスピードを競う行事である。船の舳先(へさき)に龍の頭、船尾に龍の尻尾がついている。

 

 

 

 

【7月初旬】アメリカ独立記念日のため休みになる

6月は日本も海外も大きな休日はありませんが、7月4日にはアメリカの独立記念日があります。これにともなってその前後でも市場が休場するところが多く、7月初旬は結構休みが多くなります。御存知の通りアメリカには巨大市場のニューヨークがあるためそこが休むことでその日は静かになりがちです。ただし注意なのは休みになっているのはニューヨークだけであり、ロンドンなどのヨーロッパは開いていることがあるのでたまに大きな動きがあります。ただロンドンに追随するニューヨークがいないので単発的な動きにはなりがちです。

銘柄 03/07 04/07 05/07
CORN 早い閉場 20:00 閉鎖 遅い開場 16:35
WHEAT 早い閉場 20:00 閉鎖 遅い開場 16:35
SBEAN 早い閉場 20:00 閉鎖 遅い開場 16:35
JP225 早い閉場 20:10 早い閉場 19:55 通常時間
JP225Cash 早い閉場 20:10 早い閉場 19:55 通常時間
US30 早い閉場 20:10 早い閉場 19:55 通常時間
US30Cash 早い閉場 20:10 早い閉場 19:55 通常時間
US100 早い閉場 20:10 早い閉場 19:55 通常時間
US100Cash 早い閉場 20:10 早い閉場 19:55 通常時間
US500 早い閉場 20:10 早い閉場 19:55 通常時間
US500Cash 早い閉場 20:10 早い閉場 19:55 通常時間
COFFE 通常時間 閉鎖 通常時間
HGCOP 通常時間 早い閉場 19:55 通常時間
COTTO 通常時間 閉鎖 通常時間
GSOIL 通常時間 早い閉場 19:55 通常時間
Gold 通常時間 早い閉場 19:55 通常時間
Silver 通常時間 早い閉場 20:25 通常時間
COCOA 通常時間 閉鎖 通常時間
NGAS 通常時間 早い閉場 19:55 通常時間
PALL 通常時間 早い閉場 19:55 通常時間
PLAT 通常時間 早い閉場 19:55 通常時間
SUGAR 通常時間 閉鎖 通常時間
BRENT 通常時間 早い閉場 20:25 通常時間
OIL 通常時間 早い閉場 19:55 通常時間
OILMn 通常時間 早い閉場 19:55 通常時間
USDX 通常時間 早い閉場 19:55 通常時間

 

【8月】スイスやイギリスが休日になる

学生などは長期休暇になる8月ですが市場は休むことはありません。

8月頃になるとバカンスをとって市場を休むトレーダーが多いという話もありますが、市場自体は休むこと無く動いています。また8月は公的な休みのある国もあります。8月初旬にはスイス建国記念日、中旬には聖母被昇天の祝日、下旬にはバンクホリデーがあります。

スイスやカトリックの国などの休日は当該国が関係している銘柄でなければ大きな影響はありませんが、特に8月下旬のイギリスのバンクホリデーに関しては、取引量が多いロンドンが休むことで市場全体は静かになりがちになります。

 

【8月1日】スイスの建国記念日

永世中立国であるスイスが連邦国家として形をなしたのは1848年ですが、その原型ともなった永世同盟結ばれたのはおよそ700年以上前になる1291年の8月1日です。この当時ウーリ、シュヴィーツ、ウンターヴァルデンの3州が、自由と自治を守るため、誓約同盟を結成したのがスイス建国とされています。弱体化し始めた神聖ローマ帝国の支配から自治独立を勝ち取ろうと同盟を作ったことが伝説として伝えられていますが、ハッキリとした事実が残っているわけではなく8月1日に決まったのもここ100年くらい前のことらしいです。

 

【8月15日】聖母被昇天の祝日(アサンプションデー)

日本ではお盆の最中や終戦の日として知られる8月15日ですが、カトリックの国々では「聖母被昇天の祝日」として扱われて休日となっています。アサンプションデーとも呼ばれます。聖母被昇天とはキリストの母である聖母マリアがその人生の終わりに、肉体と霊魂を伴って天国にあげられたという信仰のことです。聖母の被昇天がカトリック教会で教義決定されたのは1950年と結構最近のことみたいです。カトリック信者の多い南ヨーロッパや中南米などの国では、8月15日が祝日とされています。

ちなみに日本市場が休みということでアジア時間の市場が薄いところに目をつけた海外勢が円買いを仕掛けてくることがたまにあります。市場が薄いため一気に暴落してポジションのストップを誘発したあとに戻っていく荒い値動きをしますが、近年は落ち着いているようです。

 

【8月最終月曜】イギリスなど大きな市場が休むバンクホリデー

8月下旬にはイギリスでバンクホリデーという祝日が有ります。これは直訳すると「銀行の休み」ということで多忙な銀行員などが休みを取ることを定めた1871年制定の Bank Holidays Act (銀行休日法)という法律のよるものです。金融の中心である銀行が休みになることで多くの商業機関も休みになり、学校も休みになります。もちろん市場もお休みになります。一日のなかで一番取引量が多く、あらっぽい動きをするロンドン勢がいなくなることでこの日の市場はとても静かになります。ちなみに8月28日はイギリスと言ってもイングランドとウェールズの休みになり、北アイルランドとスコットランドの祝日は8月の第一月曜日になるので休みの日が違います。まぁロンドン市場はイングランドにあるので、市場には影響はありません。

 

 

【9月第一月曜日】アメリカのレーバー・デー(勤労感謝祭)で休日

9月の第一月曜日はアメリカにおけるレーバー・デー【Labor Day】のため休日になります。レーバー・デーは勤労感謝祭であり、日本における勤労感謝の日にあたります。アメリカが休日ということでニューヨークの市場は閉まるため、日本時間の深夜に相場が動くことが少なくなり日本に住んでいるトレーダーにとっては安眠できる日にもなります。

レーバー・デーの起源は19世紀にピーター・マクガイアというニューヨークの大工がストライキを起こしたことによるものです。その後彼とともに10万人以上の労働者がストライキを行い、同国の労働条件や賃金に影響を与えました。

今でこそストライキは平和的に行われるものですが、同時代のストライキは労働者が保安官や軍によって殺害されることもあるなど血が流れる命がけの行為でした。まさしく命がけで勝ち取った労働者の権利であり、1882年9月5日その成果を祝うレイバー・デー・パレードが行われるアメリカの法定休日日になりました。この日はアメリカにとって夏の終わりを示す日であり、9月から新学期が始まる学生にとっては門出の日ともなっています。

 

 

【10月全体】国慶節、ドイツ統一の日、宗教改革記念日

秋が始まる10月になるとサマータイムが始まり、経済指標の発表などが1時間早まるなど季節の移り変わりを相場の世界でも感じ始めます。そんな10月ですがイベントが多く、香港では国慶節が始まります。

中国全体で大きな休みを取るこの国慶節は香港でも適用され、10月の初旬に1週間ほど市場が閉鎖します。またヨーロッパでも重要な国であるドイツでは『ドイツ統一の日』と『宗教改革記念日』などの休日があり、10月初旬と10月下旬にドイツ関連市場が休みになります。

 

 

 

 

【10月1日~】中国や香港などの国慶節

国慶節は中国、そして台湾における建国記念日にあたる祝日です。中国こと中華人民共和国では1949年9月に中国人民政治協商会議において10月1日を国慶節と定めたことが由来であり、台湾では辛亥革命の発端となった1911年10月10日の武装蜂起が由来です。香港も1997年に中国に変換されて以降中国の一部であり、その国慶節がそのまま適用されます。

国慶節は祝日が長く1週間ほど続くことになります。中国国内の人たちが旅行や帰省などで何億人規模の人口移動が起こるとんでもない祝日です。日本にも来日する中国人観光客が多く、インバウンド消費に貢献してくれるということで一時期中国人贔屓をした商店などもありました。今では来日する観光客はだいぶ落ち着いています。

 

 

【10月3日】ドイツ統一の日

知っての通りドイツは第二次世界大戦後東西に分裂しました。冷戦が激しくなるとベルリンには相互に行き来できないように壁が作られて、ベルリンの壁と呼ばれ冷戦を象徴する建造物の1つとして歴史に刻まれています。その東西ドイツは1989年のベルリンの壁崩壊から統一に向かい1990年10月3日にドイツは統一されました。

10月3日はその統一条約が規定されて、新しい統一ドイツであるドイツ連邦共和国の建国記念日になりました。

ちなみにベルリンの壁が崩壊したのは1989年11月9日でした。本来は冷戦の象徴であった壁を壊したこの日がドイツ統一の建国記念日と呼ばれていたのですが、この11月9日というのは過去に遡ると1923年のヒトラー・ルーデンドルフ一揆、1938年の水晶の夜がそれぞれ起こった日でもあり、悪しき歴史の日と同じ日にかぶってしまっていました。

それは不適切であるという意見が多かったことから、ドイツ再統一条約が調印され旧東ドイツの州が西ドイツに加盟した1990年10月3日があらためてドイツ連邦共和国の建国記念日として扱われるようになったのです。

 

【10月31日】ドイツ:宗教改革記念日

ドイツは16世紀にマルティン・ルターが生まれ、宗教改革を行い、凄まじい宗教戦争の直接の舞台にもなった国です。宗教戦争になったとはいえ、改革によって生まれたプロテスタントにとっては宗教改革を始めた10月31日は記念日となっており、プロテスタントの州では多くが祝日となっています。日本でも、多くの国のプロテスタント教会で宗教改革記念礼拝が行なわれています。

また10月31日はハロウィン(カトリックの諸聖人の日の前夜祭)が行われます。しかし同じ日にはなっていますが、カトリックとプロテスタントで宗派が違い、両者の間に関連性は無いようです。

 

【11月全体】諸聖人の日および感謝祭

年末に向けて追い込みがかかってくる11月ですが、各地でも休日が増えてきます。主に行われるのが欧州や北米での祝日であり、イギリスやカトリック系のヨーロッパの国では11月1日にすべての聖人へ感謝をする諸聖人の日という祝日になり、11月第4週にはアメリカにおいて有名な感謝祭が行われたりします。

11月23日は株式や商品市場では閉鎖され、24日も早めの閉場になったりもします。また11月23日は日本でも勤労感謝の日の祝日があるため、同日が祝日ということになることもあります。

 

 

【11月1日】諸聖人の日

11月1日はカトリック教の国において「諸聖人の日」という休日になっています。カトリック教の聖人や殉教(自分が信じる宗教のために犠牲になる事)した人々を記念する日であり、日本では「万聖節」(ばんせいせつ)とも呼ばれています。

祝日の呼び名が統一されておらず、同じキリスト教でも宗派が異なるプロテスタントでは「全聖徒の日」であり、正教会では「衆聖人の主日」と呼ばれていたりもします。

諸聖人の祝日とも言われており、この日はキリスト教においてすべての聖人を崇敬する日になっています。古くは東方教会において4世紀頃からすべての殉教者を祭る習慣があり、西方教会でもボニファチウス4世が609年5月13日にローマのパンテオンをキリスト教の聖堂にかえて以来,この日を全殉教者の祝日としました。

ただ現在において、この日を祝日として祝っているのはイギリス国教会とカトリック教会のようです。プロテスタントでは聖人を崇拝する習慣が廃止されたために衰退していき、カトリックが少ないアメリカでは祝日ではありません。祝日となり、行事が行われるのがイギリスやポーランドなどの欧州国です。

 

【11月第4木曜日】アメリカ:感謝祭

アメリカやカナダなどの国では10月11月において感謝祭と呼ばれる祝日行事が行われます。感謝祭はThanksgivingと略されたり、七面鳥の日(Turkey Day)とも呼ばれています。日本のプロテスタントでは収穫感謝日と呼んだりもします。

感謝祭は元はイギリスのらマサチューセッツ州のプリマス植民地に移住したピルグリム・ファーザーズの最初の収穫を記念する行事であると言われています。ピルグリムが入植した頃のヨーロッパは寒冷期であり、冬が非常に厳しく多くの餓死者を出した時代でもありました。思うように収穫できなかったため、近隣に移住していたインディアンのワンパノアグ族から作物を分けてもらったり、栽培方法を教えてもらったりして冬を乗り越えました。翌年は勉強のおかげもあって収穫が多かったので、今度はワンパノアグ族を招待して神の恵みに感謝する行事を行いました。これが発祥です。

アメリカでも感謝祭が行われており、1789年11月26日に,ワシントン大統領により全国的祝日とされました。その後リンカーン大統領のより木曜日に開催されることが定められ、ローズベルト大統領はクリスマス前の買物景気をあおるため1週間くり上げを行い、現在の11月第4木曜日に開催というスケジュールに落ち着きました。

 

【12月全体】クリスマスと年末年始

12月になるとトレーダーの多くが休暇を取る傾向があり、相場への影響力が下がります。そしてなんといっても欧米では休日のメインであるクリスマスが行われます。

多くの人が知っている通り、24日、25日はクリスマスということで欧米は休み一色。相場はほとんど動かなくなります。

年末においても下記のようにカスタマーサービスも休業に入り、相場も業界全体も休みに入ります。

 

 

【12月25日】クリスマス

クリスマスは日本でも一般的になりましたが、元々はキリスト教でイエス・キリストの降誕(誕生)を祝う祭として行われています。ただ12月25日なのは西側協会であり、東方正教会のうちユリウス暦を使用するものは、グレゴリオ暦の1月7日に該当する日にクリスマスを祝います。ロシアなんかでは1月にクリスマスがおこなわれています。ただFX業界においてロシアが関わることはあまりないので気にならないでしょう。

またよく知られるクリスマス・イブというのは、キリスト教に先立つユダヤ教の暦、ローマ帝国の暦、およびこれらを引き継いだ教会暦においては日没を一日の境目としているので教会暦上はクリスマスと同じ日に数えられることからそう呼ばれています。

 

 

【年末年始】欧米では休みは1日のみ

年末年始も休暇が取られる傾向になります。しかし欧米では年末年始で休みになるのは新年の1月1日だけのところが多く、2日以降が平日であるならば普通にそのまま仕事をする方が多いので相場も動き出します

日本では3が日とも言われ、1月1~3日に休暇を取る方が多いですが、実際相場は2日以降は動き出しますのでそこは注意しておいたほうがいいでしょう。

ちなみに仮に欧米の銀行が既に営業をしていて出金の申請をしていても、着金先である日本の銀行は3が日は休みになるため2,3日に着金することはありません。というか年末年始は混み合うために出金反映も遅くなるので、

 

 

【1月全体】キング牧師記念日、オーストラリアの日

1月も2日になると欧米は通常営業に戻るため相場が動き始めます。

そんな中で休日になるのがキング牧師記念日における1月中旬の休み、そして1月下旬に行われるオーストラリアの日におけるオーストラリア関連商品の売買が停止されます。

 

 

【1月第三月曜日】キング牧師記念日

キング牧師記念日(マーチン・ルーサー・キングホリデー)はあのアフリカ系アメリカ人公民権運動の指導者として有名なマーティン・ルーサー・キング・ジュニア氏(キング牧師)の誕生日にあたります。1964年のノーベル平和賞受賞者でもあり、アメリカの人種差別における重要な方ということもあり、彼に敬意を表してその誕生日1月15日がアメリカ合衆国の国民の祝日となっています。厳密には1月15日に決まっているわけではなく、1月の第三月曜日になっているとも。

 

【1月26日】オーストラリアの日

オーストラリアは1788年1月26日にイギリスの艦隊がシドニー・コーブに到着した事に因んで定められた記念日です。歴史は古いですが、ほとんど当時は認知されておらず、大々的に祝日として祭典が開かれるようになったのは1994年からです。オーストラリア全土でコンサートやスポーツ・文化イベントが開催される、まさに国民の祝日となっています。当然オーストラリアの機関は祝日になるので、オーストラリア関連商品の売買は停止となります。

 

 

 

【2月全体】中国の春節やワシントン誕生日

2月というと日本では建国記念の日くらいしか休みがなく、そもそも日が短い月のため休日が多いイメージはありません。ただ相場が本格的に動き出している2月においては欧米でも大きな休みはあまりありませんが、大きな休みといえば中国の春節があります。特に相場に影響があるのが香港の春節(旧正月)であり、香港関係は休場となります。

他にもアメリカでは大統領の日などがあり、休日が出てきます。

 

 

【2月前半不定】中華圏の春節

春節はいわゆる旧正月であり、旧暦1月1日のことを指します。新歴における日にちは毎年変動するため、1月21日ごろから2月20日ごろまでを毎年移動します。主に中国・台灣・韓国・ベトナム・モンゴルにおける新年になるため各国では最も重要な祝祭日になるのです。1月1日のグレゴリオ暦(新暦)の正月よりもずっと盛大に祝われるため、大型連休をとって旅行する人が増加します。ちなみに日本では現在は1月1月を中心に祝う慣習になっていますが、昭和のはじめごろまでは各地で旧正月を祝う習慣が残っていました。

 

中国の春節を基本とした各年の旧正月日付

  • 2017年1月28日
  • 2018年2月16日
  • 2019年2月5日
  • 2020年1月25日
  • 2021年2月12日
  • 2022年2月1日
  • 2023年1月22日
  • 2024年2月10日
  • 2025年1月29日
  • 2026年2月17日
  • 2027年2月6日(日本では2月7日)
  • 2028年1月26日(日本では1月27日)
  • 2029年2月13日 2030年2月3日(ベトナムでは2月2日)
  • 2031年1月23日
  • 2032年2月11日
  • 2033年1月31日
  • 2034年2月19日

 

 

【2月の第3月曜日】ワシントン誕生日(President’s Day)

ワシントン誕生日(President’s Day)はアメリカの初代大統領ワシントンの誕生日を祝うアメリカの祝日です。ただワシントンの誕生日は2月22日に対して、祝日は2月15日から21日までのいずれかとなり、ワシントンの実際の誕生日と重なることはありません。現在は毎年決まった日ではなく2月の第3月曜日に制定されています。

2月22日ではなく2月の第3月曜日になった理由として、もともとPresident’s Dayは初代大統領ジョージ・ワシントンを祝うべく制定されたのですが、その後南北戦争を勝ち取った第16代大統領エイブラハム・リンカーンをも祝う祝日にもなったことがあります。ワシントンの誕生日は2月22日ですが、リンカーンの誕生日は2月12日であり、かつては州ごとに12日と22日で祝日が異なっていました。

このバラバラな祝日を1968年に連邦議会が統一祝日法を可決し、ワシントン誕生日も含め、連邦法定祝日を月曜日に祝うことが定められたのです。2人の誕生日の間をとった期間になったので、結局どちらの誕生日にも重なることがなくなって今に至ります。

 

 

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