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仮想通貨も取引できる老舗ブローカーFXOPEN
FXOPENは2003年の設立で2005年からFXサービスを提供して10年以上の歴史があるFX業界では老舗のブローカーです。サイト自体は英語表記で日本語対応はありませんが、マイページや取引ツールなどは日本語されています。これは表面的には日本人を受け入れてないという表面的な体裁をとっているわけです。
スペックとしてはレバレッジ500倍、取引できるペアは70種類以上(仮想通貨は別)、0.01USDの極小単位での取引や1USDからの取引、MT4はもちろん使えて、VPSサービスもあるなど環境は整っています。顧客保護のある金融委員会(The Financial Commission)にも参加しています。
ちなみにFXOpen Markets Limited、FXOpen AU Pty Ltd、FXOpen Company Russia、FXOpen LP Limitedと各国にそれぞれ別会社を設置して運営しています。
FXOpen AU Pty Ltdはオーストラリア証券投資委員会(ASIC)により認可・規制を、FXOpen Ltdはイギリスの金融行動監視機構のFCAにより認可及び規制を受けています。登録番号は、FCA:579202。それぞれの会社の信頼性は高いですが、日本人が登録するのはFXOpen LP Limitedです。
FXOPENのポイント
- 10年以上のブローカーとしての歴史
- MT4、MT5が利用できる
- 極小単位や1USDからのマイクロ取引も可能
- VPSサービスあり
- 仮想通貨CFD取引あり
- 仮想通貨建て口座保有可能
ビットコインをはじめとした仮想通貨のCFD取引ができる
FXOPENの取引環境はそこそこ良いですが他業者と大差あるわけではありません。差別化されているポイントとしては海外FXブローカーでも珍しい、仮想通貨のCFDを取引できる点です。Crypto口座という暗号通貨口座では、bitcoin、litecoin、DASH、ethereum(liteではない)、Namecoin、peercoinなどが取り扱われています。これが目的で口座開設する人が多数います。
もちろん入出金についてはビットコインをはじめライトコインやダッシュなどの仮想通貨対応であり、さらにCrypto口座ではビットコイン建て、イーサリアム建て、ダッシュ建て口座を保有することができます。仮想通貨対応が最もすすんだFXブローカーとして評価されています。
おそらくは日本語サポートが十分でなく、取引環境自体もほか業者とそこそこ変わらないFXOPENを利用する理由としては、この仮想通貨CFD取引や仮想通貨入出金システム、仮想通貨建て口座保有可能な点にあります。
仮想通貨取引のメリット
- ボラティリティーが高い(1日で200%上昇とか、100%下落は当たり前)
- 決まった市場があるわけではないので土日祝日いつでも取引できる
- 今後の新時代の通貨を先取り
仮想通貨取引のデメリット
- レバレッジは3倍(それでも十分)
- 流動性が薄く値が飛ぶためロスカットされないリスクもある
- なんらかの問題が発覚すれば価値なしで暴落や取引停止もありうる
- 土日祝日いつでも市場が空いているので、気の休まる時間がない
FXOPENの口座開設方法
まずはFXOPENの公式サイトより「Sign up」でアカウント作成を行います。
アカウント作成においてメールアドレスを登録
アカウント作成においてメールアドレスを登録します。
IDやeWalletのアドレスやPINコードが発行
登録できるとメールアドレスをログインIDにeWalletのアドレスやPINコードが発行されます。次の画面でパスワードの設定します。
登録したアドレス宛に確認URLが送られてくる
一旦ログインに成功するとメールアドレスの確認が行われます。登録したアドレス宛に下記のような確認URLが記載されたメールが送られてきます。これにアクセスすることで確認は完了になります。
URLをクリックして確認が完了すれば以下の画面になります。
マイページは画面上の言語選択で日本語化することができる
マイページは画面上の言語選択で日本語化することができます。他の一部海外FX会社でも見受けられる、サイトは日本語していないがログインしたりサポートは日本語対応している不思議な環境です。ちなみにeWalletの対応通貨は最初EURに設定されています。ただFXOPENのウォレットはマルチカレンシーのため、入金するときの通貨がそのまま保有できるので特に問題はありません。
アカウントを認証する
この状態でも口座開設をすることはできますが、まずはアカウントの個人認証を行っておいたほうがいいです。「設定>個人情報:電子ウォレット認証」にて個人情報の登録と証明書類の認証をすることができます。まずは「個人口座」「共同口座」「法人口座」のうち自分に適応するものを選択し、情報を入力します。
提出する書類は他のところと同じ「身分証明書類」と「住所確認書類」になります。身分証明書類 は パスポート、運転免許証、国民IDカードまたは他の写真付きの有効な身分証明書。身分証明書はアップロードされた日から3ヶ月以内期限切れにならないものが対象です。 住所確認書類 は 公共料金領収書、銀行の口座残高証明書、又は入力した住所と一致している住所のある他の領収書になります。 住所確認書類は、アップロードされた日から3ヶ月以内に発行されたものが対象です。(推奨されるスキャナーの解像度は300dpiで、各ファイルのサイズは約1Mb)
完了すれば下記の画面になります。後日認証されればメールが送られてきます。
仮想通貨が取引できるcrypt(クリプト)口座開設
FXOPENにはSTP口座、ECN口座、クリプト口座、マイクロ口座が用意されており、仮想通貨が取引できるのはcrypt(クリプト)口座になります。このクリプト口座はマイページの「口座追加>クリプト口座」を選択し、フォームを入力します。利用契約やリスク開示の規約をみて同意しないとすすめません。
口座を作るにあたり、口座の通貨やレバレッジ、パスワードの設定を行います。ちなみにビットコイン建て口座も作成できます。そのときはMBT:millibitcoinを選びましょう。MBTはミリビットコインの略称です。ミリ波単位で1,000分の1ということです。つまり1MBT=0.001BTCです。
これでクリプト口座開設完了です。右の項目よりFXOPENのMT4をダウンロードすることができます。インストールしてログインできます。また別のMetatraderを使っていてもFXOPENのサーバーを追加すれば、IDとパスワードでログインできます。スマートフォンのMT4アプリも同様です。
ちなみに書類を送付しなくても口座開設は可能です。ログインして仮想通貨の動きを見るだけならでもアカウントでも大丈夫です。ただアカウントにクレジットカードでの入金をしたり、また出金をする際にはやはり認証が必要なので、取引するつもりであれば前もって認証しておいたほうがよいでしょう。
特に仮想通貨はボラティリティーが非常に高く、ビットコインですら1日に数十%動くこともあり、ビットコインより規模の小さなアルトコインであるイーサリアムやダッシュなどは1日にで数倍になるという動きも珍しくありません。FX以上に取引タイミングが遅れると死活問題になってしまうので注意しましょう。もちろんリスクも高く、あっという間に暴落することも多いです。仮想通貨取引はまだまだ投棄であることを十分理解してリスクコントロールをしっかりと行いましょう。
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