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MetaTrader4 のチャートの使い方 – チャートの色のカスタマイズ

MetaTrader4 のチャートの使い方 – チャートの色のカスタマイズ

本記事では、MetaTrader4 (MT4) のチャートの表示色をカスタマイズする方法を説明します。

色の設定画面の開き方
基本配色から選択する
個別の色の変更
設定のリセット

色の設定画面の開き方

色の設定画面を開くには、メニューバーのチャート(C) またはチャートの右クリックメニューからプロパティー(o) を選択し、開いた画面の《色の設定》タブを選択します。
選択すると、図1のような画面が開きます。

図 1

この画面で、以下に説明する方法で色の設定を行い、《OK》をクリックすると、設定の変更が反映されます。

基本配色から選択する

色の設定を変更する簡単な方法として、基本配色の変更があります。何種類かの色の組み合わせが基本配色として用意されていますので、これを選択するだけで配色が変更できます。
基本配色を変更するには、まず基本配色と書かれた箇所のプルダウンボックスをクリックします。図2の赤枠部のようなメニューが表示されます。

図 2

このメニューから基本配色名を選択し、《OK》を押すことで、色の設定が変更されます。

個別の色の変更

図3の赤枠部で各要素の色を個別に変更することができます。

図 3

以下の説明で、どの設定がどの箇所に反映されるのかが分かりやすいように、まず背景色を Black、グリッドをGray、その他の色を全て White に設定したチャートを図4に用意しました。ここに各要素を1つずつ Red に設定して、どの箇所が変更されるのかを見ていただきたいと思います。

図 4

背景色を変更すると、図5のようになります。

図 5

前景色を変更すると、図6のようになります。左上の情報表示、外枠、軸のラベル、現在価格のビッドを示すラベル、建玉や注文の価格を示すラインのラベル、期間区切りの縦線の色が変わります。

期間区切りとは、オプション設定で表示できる、日付けの変わり目に表示される縦線です。

図 6

グリッドを変更すると、図7のようになります。グリッド以外に、現在価格のビッドを示すラインの色も変わります。

図 7

上昇バーを変更すると、図8のように、始値よりも高い終値を持つ足のヒゲと枠の色が変わります。バーチャートの場合は足全体の色が変わります。

図 8

下降バーを変更すると、始値よりも安い終値を持つ足の色が変わります (図9)。

図 9

上昇ロウソク足を変更すると、始値よりも高い終値を持つ足の実体の色が変わります (図10)。

図 10

下降ロウソク足を変更すると、始値よりも安い終値を持つ足の実体の色が変わります (図11)。

図 11

ラインチャートを変更すると、ラインチャート形式で表示している場合、図12のようになります。

図 12

また、ラインチャートの色設定は、バーチャートやロウソク足でも、始値と終値が同値のときの足の色として使われます。

出来高を変更すると、図13のようになります。出来高の縦棒グラフ以外に、建玉価格を示すラインの色も変わります。

図 13

Askのラインを変更すると、図14のようになります。Askのラインとは、オプション設定で表示できる現在価格のアスクの位置に表示されるラインです。このラインの色とラベルの色が変わります。

図 14

ストップ・レベルを変更すると、図15のようになります。建玉に付けている決済逆指値注文と決済指値注文の価格を示すラインの色が変わります。

図 15

設定のリセット

色の設定画面の《リセット》ボタンをクリックすると、色の設定が初期設定に戻ります。

以上、チャートの色のカスタマイズ方法の説明でした。

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